大雨被災の上高地線 渚〜新村間8日運転再開 代行バスは松本〜渚間に短縮 アルピコ交通

アルピコ交通は、大雨災害による上高地線の運休区間のうち渚駅〜新村駅間で2021年10月8日(金)から運転を再開します。

上高地線渚駅に到着するアルピコ交通3000形電車「なぎさTRAIN」(Katsumi/TOKYO STUDIO)
上高地線渚駅に到着するアルピコ交通3000形電車「なぎさTRAIN」(Katsumi/TOKYO STUDIO)

8月14日の大雨により西松本駅〜渚駅間の田川橋りょうが被災したことに伴い、上高地線は松本駅〜新村駅間で運転を見合わせ、バスによる代行輸送を行っています。10月8日(金)始発から列車の運転区間が渚駅まで延長されることにより、代行バス区間は松本駅〜渚駅の2駅間に変更されます。代行バスの乗車時間は現在の約25分から約10分へと短縮します。

併せて、代行バスのルートおよび運転時刻も変更されます。松本駅の発着場所はこれまで通りアルプス口ロータリー内ですが、西松本駅臨時バス停は駅北西約100mの「渚橋」東側、渚駅臨時バス停は駅東約80mの「コードー信越」敷地内へとそれぞれ移動します(代行バスルートと乗降場所の地図は下図を参照)。また、現在は最終列車上下各1本の運転が取り止められていますが、10月8日(金)以降は下り松本駅22:54発(渚駅23:10発)の新島々駅行、上り新島々駅22:32発(渚駅23:03発)の松本駅行の各列車が運転されます。

代行バスは鉄道線で有効な乗車券・定期券・回数券等で乗車できます。遅れが発生する場合があるので時間に余裕を持って利用するよう呼びかけられています。